TI社 high side current sensor IC 3種の性能比較
INA226 high side current sensor
GY-219 INA219 high side current sensor
CJMCU-3221 INA3221 high side current sensor
10mΩと100mΩの電流検出抵抗で 回路を組んだとき実用的と思う
検出抵抗での電力損失が1/8W以下、IC温度が60℃という条件で
測定誤差が3%以下で測定できる 電流測定レンジを比較してみた。
(TI社ウェブ上の計算ソフト使用。VCC=5V, コモン検出電圧=12V)
INA226を使うか、INA219をPGAゲイン切り替えで使うかだね。
INA226は電子回路の実用使用粋で 充分な精度がある。
100mΩ抵抗で、5mAから 0.81A(±81.92mVでリミット)まで(x160)
10mΩ抵抗で、50mAから 3.5Aまで(x70)
INA219は INA226に比べると悪いが INA3221よりは測定レンジが広い。
100mΩ抵抗で、25mAから 1.1Aまで(x44)
10mΩ抵抗で、250mAから 3.5Aまで(x14)
INA219はゲインを切り替えられるので精度良いレンジ選べる。
INA3221は ADC精度はINA219より良いが あまり意味はなく
アナログ部の性能が悪いので 実用測定レンジは一番狭くなる。
100mΩ抵抗で、40mAから 1.1Aまで(x28)
10mΩ抵抗で、400mAから 3.5Aまで(x9)